全国エコツーリズム大会 in南信州

開催概要

【開催期間】2005年3月4日(金)~6日(日)
【場 所】 長野県飯田市
【主会場】 県文化センター
【内 容】 1日目シンポジウム・交流会、2日目現地体験・分科会、3日目分科会・全大会
【主 催】 飯田市、全国エコツーリズム大会in南信州実行委員会
【共 催】 NPO法人日本エコツーリズム協会

開催主旨

エコツーリズムとは、地域の環境と人々の生活を持続可能な形で次の世代に引き継ぐための地域づくりの手法です。ツーリズムによる経済効果と環境保全が対立することなく、循環する体制を構築し、自然環境や生活環境を持続可能なものとしていく地域戦略の一つでもあります。

 『住んで良いまちが、訪れて良いまち』のコンセプトを持ち、地域住民が自らのアイデンティティに誇りと自信を持つことが、その光を観、多くの人々を惹きつけることにつながります。同時に、訪れた人々には精神的な充足や知的興味を喚起し感動を呼び起こします。
 これにより地域は自信を回復し、結果として経済効果をもたらします。地域と訪れた人々との間で双方向の精神文化の向上ももたらされると考えます。

 エコツーリズムは、
1.自然環境のもとで行われること、
2.解説的教育的要素を持つこと、
3.生態系に負荷をかけずに持続可能な手法で行われること
この3つを主たる要素とします。このための地域資源は、自然・人・文化・歴史・民俗・産業等の各層の地域資源となります。

 この大会は、エコツーリズムの手法による地域づくりへの理念や方法論を、多様な立場の人々の論議で深めつつ、南信州地域の資源を活用し、その評価と可能性を探ろうとするものです。

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