全国エコツーリズム大会in下呂市

歴史的な名泉観光地の未来・Withコロナ禍を生き抜く

全国エコツーリズム大会 in下呂市

宝を活かすエコツーリズムと、市場に基づくDMOの融合
2020年11月15日(日)16日(月)

歴史的な名泉観光地の未来
Withコロナ禍を生き抜く

全国エコツーリズム大会 in下呂市

宝を活かすエコツーリズムと、
市場に基づくDMOの融合
2020年11月15日(日)16日(月)

開催報告
開催主旨

下呂市ではDMOによるエコツーリズムの推進が取組まれ、DMOはマーケティング、エコツーリズムは市民参加の宝の活用と保全という、それぞれの強みを活かし融合した取組を行ってきました。

その集大成の一つが、下呂市エコツーリズム推進協議会立ち上げによる「エコツーリズム推進全体構想」の作成です。全体構想の認定を国から受けたことにより、宿泊拠点である下呂温泉を中心とした5地区のエコツアーに参加しやすい体制が整えられました。

本大会を機に、ポストコロナの温泉地観光戦略を踏まえながら、持続可能な観光地づくりを目指します。

開催概要

2020年11月15日(日)・1日日

シンポジウム

13:00~18:00
下呂交流会館
(JR下呂駅から徒歩3分の直通バス発着場より、会場までの無料直通バスあり)
※直通バス発着場の場所はページ下部の地図をご参照ください。

交流会

19:30~
水明館
お車でお越しの方は直通バス発着場(旧下呂温泉病院跡地)に駐車してください。

2020年11月16日(月)・2日日

エコツアー

午前中~
市内5地区で開催(5コース)
※集合場所は全コース直通バス発着場(下呂駅より徒歩3分)
※お車の方は集合場所のバス発着場に駐車していただけます。

地歌舞伎鑑賞と振り返り

14:00~
竹原の鳳凰座
新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来場者を85名までと致します(エコツアー申込の方のみ)。

主催者等

主催下呂市エコツーリズム推進協議会
共催一般社団法人下呂温泉観光協会、下呂市、一般社団法人日本エコツーリズム協会
後援環境省、国土交通省、農林水産省、岐阜県

新型コロナ感染防止対策について
下呂市では、エコツアーガイドラインと、旅館・ホテル共通のガイドラインを作成して、感染防止対策を徹底しております。
当日は、マスクをご持参いただき、会場の受付にて検温およびチェック項目の確認をお願いします。
令和2年度下呂市エコツアーガイドライン
下呂スタンダードガイドライン(G.S.G)

※今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、一部内容を変更して開催する可能性がありますこと、ご了承いただければと存じます。
※当日、37.5度以上の熱のある方は、ご参加をお断りいたします。その場合、キャンセル料等はいただきません。

大会スケジュール

2020年11月15日(日)・1日目

シンポジウム、交流会

13:00
オープニング
下呂特別支援学校 湯ヶ峰太鼓
主催者・来賓挨拶
下呂市長
共催者挨拶
田川博己(日本エコツーリズム協会会長)
【テーマ】新型コロナを踏まえた国際観光戦略とは
13:55

基調講演

テーマ

ディープな日本の森と山を楽しむ ~癒しと健康、安心・安全を科学する~

登壇者

今井通子 氏
(医学博士、登山家、森林セラピーソサエティ理事)
医師という仕事の傍ら世界中の高峰を制覇。
1967年から71年にかけて女性初のアルプス三大北壁
(マッターホルン、アイガー、グランド・ジョラス)登攀に成功し、世界中の注目を集めた。
医師引退後も森林保全活動や科学、健康、教育などの分野で幅広く活躍する

基調講演内容
日光浴の効果
私にとっての山は「自然の美術館」、「絵画館」だと思っている。外から山を見ても素敵だが、一生懸命、山を登ってちょっと見上げたら木々に霧氷がついていたり、冬山で誰も歩いていないところを行き、対岸の山が見えて感動したり全てが美術館。山を含めた自然そのものが私たちが生きていくために必要な健康を与えてくれる。
日光浴は、慢性関節リュウマチや骨粗しょう症などの予防と治療に有効という研究が今も行われている。日光療法には紫外線、可視光線、赤外線がそれぞれ関与するものがある。
紫外線に当たることによって体内でビタミンDが作られる。ビタミンDの健康効果は今なお研究されており、歯、骨、筋肉の増強、内臓脂肪型の肥満、高血糖、高血圧、骨粗しょう症、花粉症など多岐にわたる。すなわち日光浴をしてビタミンDを作ることの大切さは太古の昔から変わらない。
可視光線の情報は目から視神経を通して脳内に届き、脳から全身の神経系、ホルモン系の調整指示として出される。
睡眠時に働き光を感知すると低下するメラトニン、目覚めるとともに増加し就寝後低下するセロトニン。質の良い睡眠と活気のある覚醒を保てないと神経系や内分泌系だけでなく、就寝中に活発に働く免疫系にも影響する。
いまコロナの影響があるが、免疫系の中でも自然免疫の分野はウイルスが来た時に即対応ができるので、自然免疫系を強化しておくと感染症にはなりにくくなる。自然免疫は就寝中に強化される。また、光刺激が少ないと体内時計が緩慢になってうつ状態やアレルギー性疾患になる可能性がある。
次に赤外線が体に注ぐと深部体温が上がり、身体は体温を正常に保つために何とか体を冷やそうとし汗をかく。このことが血行促進ということで臓器組織の活動を活発にするために代謝が上がる。特に内臓の活発な働きは高いエネルギー消費が期待でき肥満の防止、肥満の解消によるメタボの予防や改善が期待できる。老廃物の吸収も高まり、老化防止にも役立っている。
日光浴は非常に大事なのだが、フロンガスの影響でオゾン層がダメージを受けたことで地上に届く紫外線の量が増えたために過度な日光浴は良くないとされた。日光浴は炎天下ではなく木陰で30分から1時間程度、帽子や日傘を活用するのが良いと言われ、なるべく直射の日光浴は避けようという方向に進んでいる。

森林浴の効果
森林率、日本は先進国の中で第3位、豊かな森林が人間環境と地球環境を守ることが研究から進んできた。1982年に「森林浴」という言葉が造語され、森の持つ癒し効果の科学的な証拠固めの必要性を提唱した。森林浴による生理学的な効果を以下にまとめた。
①ストレスホルモンが減少する:慢性ストレス解消に有効
②副交感神経活動が高まり交感神経活動が弱まる:リラックス効果
③血圧・脈拍の正常化:メタボ・生活習慣病の予防
④NK細胞(免疫細胞)の増量・活性化と抗癌蛋白質の活性化(自然免疫):癌の予防
⑤緊張・不安、抑うつ・落込み、敵意・怒り、疲労、混乱の症状を低下させ活気を増す。:うつ状態の改善
⑥アディポネクチンの増量:エネルギーバランスの調整と老化防止因子による動脈硬化や心筋肥大の抑制と抗炎症作用の補助
⑦森林散策による総合的な健康維持増進効果
唾液のストレスホルモンや脈拍をとったデータ

森林浴の旅行と一般的な旅行の比較
森林浴の旅行では1日目、2日目に森林浴をし、脳中のストレスホルモンが下がる。
一般的な旅行では1日目に少しストレスホルモンが下がるが、2日目に元に戻っている。
これは森が持っている力によってストレスホルモンが下がることの証明。
NK細胞の活性については、森林浴1日目で高くなり2日目では更に高くなり、帰宅後7日でも高い値、30日経過しても最初の森に行く前の値よりも高い結果となった。
また、これと同じように森林浴は抗癌たんぱく質も増加させる。1日目2日目共に高くなり、帰宅後7日、30日経っても高い状態で、癌になりにくい体を作ってくれている。

森林セラピー
これらのデータを出したところで、科学的な調査検証を得た森林空間で医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果だけを、より効果的に利用するために森林内で五感を集中させ、歩く、座る、寝転ぶなど行い、心身の健康維持増進、疾病の予防、その他の予防医学的な効果を期待するアクティビティというものを森林セラピーという形で作った。
森林セラピーでは森林浴、日光浴、大気浴、適度な運動、という地球環境の悪化の中で体にとって安心安全なアクティビティとして世界的に広がりつつある。
必ずしも山登りやジョギングなど目的をもって森に入るということではなく、森で鳥の声を聞いたり、香りを楽しんだり、五感を使って森を楽しめば良いのが森林セラピー。

森林セラピー基地・ロード
都市部との比較で森林内ではストレスが緩和されることが実証済の「森林セラピー基地・ロード」が全国で65か所ある。ゆたかな自然を活かした観光・町おこしのひとつとして、また地域に住む方々の健康増進に役立つ交流と活性の場所として認定している。
「森林セラピー基地・ロード」では、4つのKと2つのEを大事にしており、4つのKは健康、観光、経済、環境を意味し、2つのEは自身のエネルギー、自然エネルギーを表している。健康と観光、自身のエネルギーは訪問者側、経済、環境、自然エネルギーは地域側の指標。
日本では、それほど爆発的な人気は出ていないが、国際的には人気は高まっておりインバウンドの観光客が増えている。
研究においても国際的には論文で「SHINRINYOKU」とローマ字表記される。また、日本では「INFOM(注)認定森林医学医」(主に臨床医、歯科医)の養成・認証が認められている。

(注)
INFOM:International Society of Nature and Forest Medicine
2011年1月1日、日本の学者・研究者が中心となり立ち上げた自然と森林に関する国際医学会。

休憩
14:45

下呂の宝発表

下呂地区

  • 温泉集中管理システム
    温泉の保護と質を確保する仕組を紹介

金山地区

  • 黄金姫伝説
    飛騨金山夏まつりのヒロイン、黄金姫が山車に乗って登場

萩原地区

  • 闘鶏楽(下呂市無形文化財)
    古くから伝わる飛騨独自の神事

小坂地区

  • 小坂の滝めぐり
    200ヶ所以上の個性豊かな滝をガイドが紹介

馬瀬地区

  • 日本一の鮎、里山景観
    「日本で最も美しい村」に選ばれている農村の魅力を紹介

益田清風高校

  • ふるさとを学び、生きていく
    ふるさとの歴史・伝統文化を後世に伝えていくには、何が必要かを考える

※ロビースペースにて、各地区のブースごとにパネルや実物、動画の展示を行います

休憩
16:25

トークセッション

テーマ

E-DMOによる名泉観光地の未来 ~美・食・歴史などの視点から~

登壇者

ゲスト 石井 宏子 氏

ゲスト 内田 彩 氏

モデレーター 海津 ゆりえ 氏 

瀧 康洋(下呂市エコツーリズム推進協議会会長)

【プロフィール】

石井 宏子 氏
温泉ビューティ®研究家・旅行作家
温泉や食、周辺の自然環境を通じて、
旅で美しくなるビューティツーリズムを研究。
ドイツで自然療法を学び「気候療法士」を修了。
年間2 0 0日ほど国内外の温泉を旅して、取材・執筆、講演などを行っている。

内田 彩 氏
東洋大学国際観光学部准教授
研究テーマは温泉地の形成と発展、温泉地における滞在型観光。温泉地の成り立ち、
文化的な背景を歴史的な視点で読み説くとともに、
温泉地の特徴を生かした滞在のありかたについて研究している。

海津 ゆりえ 氏
文教大学国際学部教授・
日本エコツーリズム協会理事
エコツーリズムを通じた環境保全と地域振興に関する研究、
ならびに持続可能な観光のあり方に関する研究を行なっている。

瀧 康洋
下呂市エコツーリズム推進協議会会長

トークセッションの内容
瀧会長:
下呂市におけるエコツーリズムとDMOの融合した取組について紹介

内田:「温泉地の宝とは~地域の歴史と文化を生かして~」
歴史から見る温泉地の特徴とは、温泉地の共通した空間と自然空間は自然と共存したヒューマンスケールのまちづくりである。中心に共同湯、有力湯宿、商店があり、周縁部に温泉に関係する社寺、周辺自然部に川や滝、山などの自然があるという空間構成である。これはまさに下呂温泉の空間に当てはめることができる。
その空間で人々はどのように過ごしてきたか、文献等を見ると江戸時代の頃より、滝を見ながら宴会をしたり、地域の食を楽しんだり、お土産を買ったりして過ごしている。このように江戸時代は地域の歴史・文化・自然・四季を生かした行動が可能であり、各人の経済力、体力、文化的能力に応じた滞在生活が過ごせた。
歴史から未来への視座を得るために下呂温泉の歴史を振り返る。下呂温泉は飛騨川の河床に泉源を有するため、その歴史は洪水との闘いの歴史でもあった。1924年に温泉掘削に成功し、大型温泉街として発達、1974年に集中管理システムが導入され、安定した湯の供給が可能になった。これにより、温泉地の宝(湯)の共有がなされ、コミュニティの強化へつながった。
一方で世間一般では、団体旅行・短期滞在の観光型温泉地として発展、画一化され旅館中心の温泉地、旅行形態の変化、温泉施設の増加に伴う温泉地離れが起きた。温泉地に滞在する魅力を創造する必要があり、歴史、文化、自然、広域も含めた地域資源などを生かし、個性と目的を明確にし、他地域と差異化する試みが求められている。
下呂温泉の特徴は、三名泉という歴史と文化、周辺も含め豊かな自然と文化をもち、それを伝える人、モノ、共有する場(空間)が存在、地域で湯を守り、旅行者を迎え入れきたことだ。
滞在を充実させるには、滞在を豊かにする仕掛けづくりであり、それを支える仕組みだ。宿泊施設を中心に据えながら、温泉街、さらに広域周辺エリアとの内と外をつなぐ魅力づくりが必要。具体的には、健康になるための旅づくりや、ワーケーションなどの暮らすように過ごす異日常生活の創出、宿泊型エコツーリズムの発展(温泉資源を中心に自然や暮らし、歴史・文化に触れ、地域の宝を守り続ける滞在型の旅)などが考えられる。そして新たな時代の旅を支える組織が必要だ。

海津:コロナからの回復を考える時に大事な考え方はリピーターは家族だと、家族になってくれる人をどんどん増やしていくことが突破口だと瀧会長が仰っていた。まさに家族を連れて住むように旅をする人を増やすと良い。地域と地域をつないで観光商品を作っていくことも考えられる。

石井:「下呂市の宝を旅する温泉ビューティツーリズムで旅の価値はもっと広がる。」
 温泉はまさに地球からの美容液そのもので、それを味わう温泉旅は温泉、食事、宿、アクティビティ等その土地のウエルネスを体感する旅であり、自然療法でもある。美容にいい旅は体にも心にいいので「温泉ビューティツーリズム」を提案したい。
温泉と美容の関係は、美肌効果はもちろん、代謝機能の活性化によるデトックス、ダイエット、アンチエイジング、心のセラピーなどの効果がある。下呂市内には単純温泉、炭酸水素塩泉、硫黄塩泉、塩化物泉、二酸化炭素泉などの泉質の異なる温泉がある。それぞれに効能があり特徴が異なる。下呂温泉はアルカリ性単純温泉でpH9.1、主成分はナトリウム―塩化物泉系で炭酸イオンも豊富、すなわちつるつるの感触で肌をなめらかに整える美肌の湯であり、泉質別適応症では自律神経不安定症、不眠症、うつ状態が挙げられ心にもいい。
湯屋温泉は全国屈指の含有量を誇る炭酸泉で、泉質は含二酸化炭素・ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉である。
濁河温泉は標高1800mに湧く山の温泉で、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルが豊富で硫黄塩・炭酸水素塩泉である。すなわちしっとり&すべすべを併せ持つ。また高地に湧く温泉のため血行促進、代謝アップの効果がある。
南飛騨馬瀬川温泉はアルカリ性単純温泉でpH9.9と下呂温泉と同様にアルカリ性が高く美肌に良い。
旅に気候療法を取り入れる。山の気候療法では、代謝アップしてリフレッシュしたい人におすすめで、標高が高くなると気圧の変化で心拍数があり血行促進と代謝のアップに効果的。森の気候療法では、植物が放出する酸素や水分を体いっぱいに浴び癒しの効果が得られる。気候療法的・温泉街散歩としては、温泉街を浴衣で歩いたり、高台に位置する氏神様へのお参りは適度な運動になり健康づくり、代謝アップにつながる。
また温泉旅における食事では、食材や料理はその土地のチカラをいただくものであり、旅館の食事はまさにバランス食で食べ順ダイエットである。
下呂市の温泉を旅しながら5地区を巡ると、それが美肌観光につながる。エコツーリズムだけでなく、それが美肌や健康につながるという意味付けを各地域の体験に、どういうビューティ、健康効果があるのかをぜひくっつけていきたい。どう良いのかを付加価値としてつけていくとビューティツーリズムやヘルシーツーリズムにつながっていく。

これからの観光のあり方、SDGsの中での下呂の観光をどう作っていくか。

瀧:いま課題は二次交通だと感じており、市内でも5地区はけっこう離れている。交通の便がよくなるとお客様の流れが生まれる。

石井:これからますます女性や若者の車ばなれは進む。地域の方には車が生活必需品なのでピンと来ないかもしれないが、二次交通の問題は、これからの5地区をつなぐ発展において欠かせない。
定額の乗り合いタクシーの制度を作っている事例がある。3000円や5000円などの定額で何時間乗れるなど。1台の上限人数はあるが、何人でも定額で申し込むことができる。あとウーバーの方式を那須の温泉地で取り入れている事例がある。通勤する地元の方がお客様を乗せてあげるなど。地元が起業して宿からの送迎ができるのが一番良いが、日本ではハードルがある。

瀧:市内の温泉を磨いてもっと連携をしたいと考えている。あとナイトエコノミーにつなげるためにナイトウォーキングを強化したいとも考えている。下呂温泉以外の地域は、まだまだお客様は少ないので、パワースポット等の地域の魅力をもっと露出していきたい。順番としては体験型プログラムの充実、パワースポットの露出、各地域の泉質の異なる温泉をつなげ、お客様の循環を作り、タイミングをはかって二次交通の改善ができれば経済は更に回るかなと考えている。

石井:二次交通はいつでも頼める状態を作るのは大変。まずはイベント的に2泊3日で8温泉を巡れるバスが出るという湯めぐりウイークなどの企画を作ってみてはどうか。温泉好きにとっては泉質のことなる温泉をコンパクトな地域の中で巡れるのは非常な魅力。

サステイナブルツーリズムに向けてのアドバイス
内田:今まではマスマーケット対象だったのが、これからは色々なセグメントがある。その中でニッチなところへ働きかけて、マーケットを作っていくというのも有りだと思う。サイクリングや温泉、滝など、好きな人はそれらの対象となる資源の保全や地域の活性化などに一緒に楽しんで育てていこうという意識が潜在的にある。小さな波を市内各地でおこして大きな波になっていくと面白いと思う。

瀧:DMO委員会では幅広い層にプロモーションしており、その中で地域が売りたいものは地域の選択に任せている。かなりプロモーションは汗をかいてやっている。DMO委員会は月に1回会議をしているので、常に新しい情報を持ち寄っている。主体性は地域に持たせ、DMO委員会で幅広い層へプロモーションし連携することで調和が保たれている。

内田:新しい組織(DMO委員会)が観光地全体に与える影響は大きい。財源がないと持続的になっていかない。10年後の組織の発展の姿とは?

瀧:岐阜県をリードしたいと考えている。基本的には下呂市単独では出来ないので、近隣市町との連携は今後ますます強めたい。キャラバンの時は岐阜県や周辺市町村のチラシも持っていっている。県の中心的な動きをして全体を巻き込んでいけるようなリーダーシップをとっていきたい。理想的なのは一年を通して安定的にお客様に来てもらえるような状況を作って、それが生活の質を高め、豊かな地域になってくれたら良い。

石井:5地区の発表を見て非常に文化が多彩だと感じた。闘鶏楽すばらしい。伝えるものが地域にたくさんある。また、コロナ禍で10年近く積み上げてきた調査データがあることが、このような緊急時にすぐに動くことができたというのが印象的だった。このようなマーケティング調査をベースとした中で、もっとニッチなところに行ってみてほしい。一年間全部ということではなく期間を限定するして、このテーマでニッチな層に突っ込んでみようとか。そうするともっと掘り起こしの機会になるのではないか。

内田:今回、金山地区の発表で文化をどう視覚化するかに果敢に挑戦していたのが非常に興味深かった。下呂市の取組は、難しいところに挑戦し5地区の魅力的なものを発掘、表現している。その挑戦が次の時代への新たな魅力につながっていくと感じた。

瀧:今回、新たな発見がたくさんあり、それらを共有して意見をまとめて足りないところは一つずつ埋めながら未来に向かって進んでいきたい。ニッチな層への挑戦もしていきたい。

17:55

大会宣言

18:00

閉会

19:30

交流会(水明館

21:00

終了(水明館から、ご宿泊先までのご移動は各自でお願い致します)

2020年11月16日(月)・2日

エコツアー、地歌舞伎鑑賞とふりかえり

午前中

5地区でエコツアーを開催

集合場所は全コース直通バス発着場(下呂駅より徒歩3分)
集合時間はコースによって異なりますので、各エコツアーのスケジュールをご確認ください。

※昼食の無いツアーについては、自由行動の時間に各自でお願いします。[ 周辺に飲食店あり ]
※地歌舞伎鑑賞のみをお申込の方は、直通バス発着場(旧下呂温泉病院跡地)をご利用ください。
直接お車でご来場の方は、舞台峠観光センターの駐車場をご利用ください。

A 下呂地区コース

竹原ふるさと散策心やすらぐ癒しの里


B 金山地区コース

天然記念物ボルダリングガイドツアー


C 萩原地区コース

「飛騨街道萩原宿」
歴史探訪と酒蔵見学と食べ歩き!


D 馬瀬地区コース

農村の暮らしを感じる
馬瀬里山ガイドウォーキング


E 小坂地区コース

まるごと飛騨小坂・E-Bikeツアー

14:00

地歌舞伎鑑賞とツアーふりかえり
(会場:竹原鳳凰座。会場までの移動は各コースのバスで移動します)
竹原地歌舞伎の一幕の上演と、各エコツアーのふりかえりを予定。

新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来場者を85名までと致します(エコツアー申込の方のみ)。

16:00

終了

16:20

バス移動

16:50

直通バス発着場(下呂駅より徒歩3分) 到着

各エコツアーの詳細

A 下呂地区 竹原ふるさと散策 心やすらぐ癒しの里 満員御礼

自然と歴史・文化に育まれた活気あふれる竹原の里を散策しましょう。

集合9:20(直通バス発着場)
定員20名
料金2,500円(税込)[弁当・五平餅付き]
備考歩きやすい格好(雨天時は傘、かっぱ等)

B 金山地区 天然記念物ボルダリングガイドツアー

飛騨金山は文化財にも指定されている巨岩や奇岩の宝庫。
自然の岩で、ボルダリング体験してみよう!

集合8:50(直通バス発着場)
定員20名
料金2,500円(税・レンタル料・保険料込)
対象5歳以上(健康で階段の上り下りが自力でできる方)
服装岩場は起伏に富んでいますので、
動きやすい服装と運動靴の着用
レンタル物品クライミングシューズ
滑り止めのチョーク
ボルダリングマット
備考雨天時は室内「Reboulder KANAYAMA」で
ボルダリング体験

C 萩原地区 「飛騨街道萩原宿」歴史探訪と酒蔵見学と食べ歩き! 満員御礼

萩原宿の江戸時代から明治に至る街道の歴史にふれて、老舗天領酒蔵で見学・試飲を楽しみ、
食の匠文化をつまみ喰い。

集合8:30(直通バス発着場)
定員20名
料金2,500円(税込)
参加条件18~80歳で健康な方
備考小雨決行 ※大雨時は室内にて語り部による歴史紹介

D 馬瀬地区 農村の暮らしを感じる馬瀬里山ガイドウォーキング 満員御礼

馬瀬里山歩き。飛騨の山里でゆっくり歩き囲炉裏を囲んで地元の方と語らう。
季節を感じられる自然を味わいませんか?

集合9:30(直通バス発着場)
定員20名
料金2,500円(税込)[軽食付き]
備考歩きやすい格好(雨天時は傘、かっぱ等)

E 小坂地区 まるごと飛騨小坂・E-Bikeツアー 満員御礼

御嶽山の恵み溢れる飛騨小坂。
紅葉の清流の里をE-Bikeでさっそうと駆け巡る秋にぴったりのサイクリングガイドツアーで

あなたの五感をリフレッシュします!

集合8:00(直通バス発着場)
定員5名
料金5,500円(税込)
参加条件身長150cm以上、自転車に乗れる方で健康な方
備考動きやすい格好

11月15日(日)無料直通バス運行表

※11/16のバス出発時間は、各エコツアーのスケジュールをご覧ください。

【会場行き】 旧下呂温泉病院跡地(デイリー前) ▶ 下呂交流会館

旧下呂温泉病院跡地(デイリー前)9:5010:5011:5012:4013:50
下呂交流会館10:0011:0012:0012:5014:00

【復路】下呂交流会館 ▶ 水明館・または旧下呂温泉病院跡地(デイリー前)

下呂交流会館18:2018:3018:4019:0019:20
水明館(交流会会場)18:3018:4018:5019:1019:30
旧下呂温泉病院跡地(デイリー前)18:3118:4118:5119:1119:31

直通バス発着場 案内図

荷物は下記にてお預かりします

シンポジウム/下呂交流会館 受付  交流会/水明館 受付

参加費

11月15日(日)・1日目

シンポジウム無料
交流会5,000円(日本エコツーリズム協会会員3,000円)

11月16日(月)・2日目

エコツアーコースにより異なりますので上記の各エコツアーの詳細をご確認ください。

※地歌舞伎鑑賞とツアーふりかえりのみにご参加の場合、参加費は無料です。

お申し込みについて

申し込み締め切り日2020年11月5日(木)

※参加無料のセッションは当日会場で受付可能ですので是非ご来場ください。
※エコツアーは先着順となりますので、ご了承ください。
※ご宿泊の方はご自身で手配をお願いします。
※お申し込み受付後、事務局より確認のご連絡をさせていただきますので必ず連絡先等ご記入ください。
※事前振込をご希望された方は、参加費振込先情報を事務局よりご連絡致します。

キャンセル料

※交流会・エコツアーは下記の通りキャンセル料がかかります。

2 日~ 7 日前30%
前日40%
当日開催前50%
当日開催後100%

お申込みはこちらから

お申込みに関するお問合せはこちら

一般社団法人 日本エコツーリズム協会
TEL.03-5437-3080 
Eメール:ecojapan@alles.or.jp
東京都品川区上大崎2-24-9ケイアイビル3F

事業内容に関するお問い合わせ

下呂市エコツーリズム推進協議会 事務局
一般社団法人下呂温泉観光協会 TEL.0576-24-1000  FAX.0576-23-0071 
下呂市役所観光課 TEL.0576-24-2222
大会URL https://ecotourism.gr.jp/gerocity-20201115/