(3)震災復興、地域振興、観光振興、環境保全に資するための情報の発信
■日本エコツーリズム協会会員他の皆様から寄せられた情報
【会員の方からの情報】
■マレーシア在住の会員さんより、お便りをいただきましたので、ご紹介します。
2011年4月30日に、マレーシアのランカウイ島で日本の震災復興へのチャリテイーデイナーが行われ、島のホテル、レストラン、エージ ェントなど、約300人近くが集まりました。
本イベントは、島に住む中国系マレーシア人が今年はじめ、仕事で日本に行き日本人の 優しさ、温かさ、礼儀正しさ等に感銘を受けていた所、帰国直後に大震災が発生し、「被災された方に何か出来ないだろうか?」と友人 同士に伝わり、旅行業界に携る者たちの協力で実施されました。子ども達のパフォーマンスやスライドショーが行われ、当日は約28,000 リンギット(約75万円)が義援金として集まりました。義援金は、日本赤十字系を通じて送金されました。
■ミャンマーから(3月24日)
3月11日の東北地方の地震は本当に大変な災害になり、私ども社員一同心を痛めております。一日も早く今回の災害から立ち直ることを お祈り申し上げております。
私どもミャンマーは自分達自身もまだまだなところがありますが、出来ることをお手伝い致したく思っており、私ども日本留学生同窓会 で募金集めを頑張っております。
今回の災害は地震の災害でしたが、それ以外の災害等を避けるためには地球をもっともっと大切にして行かなければならないと思ってお り、それこそ皆様が行なっているエコツーリズムの出番だと思い、これから多くの方々にその概念を持っていただけるよう、私どももご 協力させていただきたく存じております。
【会員の方から =被災者の方へ雇用のお知らせ=】
■岐阜県の飛騨地域で「飛騨里山サイクリング」を運営している(株)美ら地球(ちゅらぼし)様より、復興支援メニューのお知らせが 届いたので、ご紹介します。
「岐阜県庁との協働により、岐阜県の飛騨地域において、避難されている被災者向けにお仕事と住居を提供する取組みを始めました。避 難期間において、戻るまでのあいだエコツーリズムに関連する業務に従事することにご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽に お問合せください。被災者の方々のニーズにどれだけ合致しているか不安も残りますが、我々にできることを精一杯させていただければ と思っています。」
ご興味のある方は(株)美ら地球、山田様までお問合せください。情報転載も歓迎致します。
【雇用について】
http://chura-boshi.cocolog- nifty.com/blog/2011/04/post-780d.html
【採用ページ】
http://www.chura- boshi.com/company/recruit.html
【関連団体からのメッセージ】
★沖縄県の離島、南大東島、西表島エコツーリズム協会から黒糖が岩手県二戸市へ送られました。二戸市から被災された周辺の市町村へ と運ばれます。
■毎日刻々と報じられてくるニュースに胸がつぶれる思いです 日本の最南端の西表島からも皆さんを見ていますので 元気のモト 黒糖 を送りました 甘いエネルギーで少しでも元気になれるように祈っていま頑張ってください。(西表島エコツーリズム協会 会長 石垣昭 子:4月14日)
【国内外から住まい提供情報】
・世界中の人々から東日本大震災の被災者受入の申し入れが来ています。アメリカ、コロラド州に拠点を持つ「スパークリリーフ (Sparkrelief)」という団体では、日本を含め世界中からの被災者受入の申し入れ(7千?1万人分)をサイト上で、簡単に閲覧でき るようにしています。人数や条件などで絞り込み、相手にメッセージを送ることができます。
避難場所を探している方も、住まいを 提供できる方も、アクセスしてみてください。
http://japan.sparkrelief.org
避難場所を探している方も、被災者のために住まいを提供できる方も、どちらも上記URLにアクセスしてみてください。
【会員の方から =募集のお知らせ=】
■京都嵯峨芸術大学観光デザイン学科より義援金募集のお願い(3月31日)
このほど、観光デザイン学科の教員、並びに卒業生や現役学生の有志を軸に東北関東大地震義援金募集を行い、被災地に京都嵯峨芸術大 学として義援金を送る事といたしました。送付先は大学事務局と相談して決定し、集まり次第、可及的速やかに送りたいと思っています 。
すでに本学の学生有志でも義援金募集の窓口を立ち上げています。義援金窓口は多ければ多い程よいという事から観光デザイン学科でも 立ち上げることといたしました。ぜひ関係各位の皆様の心からの義援金募集活動にご支援をお願い致します。一口1000円から何口で も以下の口座にお振り込みいただきますようお願いします。大学事務局を通じて、送付先を検討し被災者の援助・復興の資金等に使われ ます。
*JESの真板理事は京都嵯峨芸術大学観光デザイン学科に所属しております。
【詳細】http://akiomaita.exblog.jp/14526491/
■NPO法人ねおす、ぶなの森自然学校 代表 高木様より(3月22日)
東北地方太平洋沖地震被災地支援募金のお願い
私どもNPO法人ねおすは、震災発生後、最初の再開フェリーにて13日朝東北入りし、その後、釜石市の北、鵜住居・片岸地区の支援を 行っています。
今日現在では、鵜住居川上流の栗林地区の児童館を支援拠点を設けております。
現在は、
・被災者への細かな資材配送
・スープなどの炊き出し
・続々と活動を始めたNPOとの連携
・今後の被災者の動向やニーズ
22日に第4陣、26日には5陣のワゴン車が札幌から出発します。
子どもから大人まで幅広い層を対象に、自然活動、環境教育、野外教育等のプログラム企画、運営など環境学習に関する事業を行ってき ましたが、災害時の救援の活動も私どもの活動のひとつです。
野外活動の技術を活かし、支援活動を開始しています。そのための活動資金や被災地への物資購入、長期的な被災者のケアのための募金 を募っております。
是非みなさまのご協力をお願い申しあげます。
・送金先
口座番号:
北洋銀行 円山公園支店 4014711
ねおす募金特定非営利活動法人ねおす 理事 高木晴光
ネオスボキントクテイヒエイリカツドウホウジンネオス リジ タカギハルミツ
※「ねおす募金」のみでも送金できます。
よろしくお願い致します。
【会員の方から =安否確認情報リンク=】
■石川県 株式会社ぶなの森 高峰様から http://bunanomori.com/touhoku.shtml
【会員の方から =現況=】
■ 財団法人休暇村協会事務局様から続報 (3月24日)
休暇村陸中宮古、休暇村気仙沼大島は、被災者の皆様の受入や交通機関の問題のため、当分の間営業を休止させて頂きます。他にも重油 不足やメンテナンスのため数日間休館する休暇村もございます。各休暇村の営業状況は、下記サイトにてご確認いただくことが可能です 。
【東北関東大震災による営業対応について】
■ 財団法人休暇村協会事務局様から (3月15日)
「このたびの地震の影響につきましては、本部機能には大きな影響は無く、怪我人等も出ておりません。なお、東北地区の一部施設の営 業に支障が出ており、今後の対応について検討いたしているところです。」
■東京都小笠原村 「マルベリー」 吉井様から(3月15日)
「小笠原は通常に。ただ定期船が東京からのため、、乗船客・貨物にはしばらく影響が出そうです。当然観光は大打撃。」
■福島県北塩原村 「裏磐梯エコツーリズム協会」 伊藤様からご無 事との連絡あり(3月12日)
■北海道浜中町 「霧多布湿原トラスト」 阪野様からご無事との連絡 あり(3月12日)
■岩手県二戸市 二戸市役所 全国大会担当の方からご無事との連 絡あり(3月12日)
【避難場所での生活 =情報共有=】
■NPO法人アース・ウィンド(北海道)の横須賀邦子様から頂いた情報です。(3月14日)
—ここから—
緊急のお願いです。
国際山岳医の大城和恵先生から避難場所で低体温症が起きている報告が届きました。
低体温症の治療法について詳しく解説されているのが下記のHPです。
是非みなさまのご協力で関係者の目に触れるようお願いしたくご協力依頼します。
許可を受けて転送いたします。
NPO法人アース・ウィンド 横須賀邦子
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今回の大地震、大津波、信じられない大惨事をもたらしました。
福島・宮城・岩手にいる、私たち日本登山医学会の仲間は、最前線の病院やクリニックで苦闘しています。
全国の会員もなにかお役に立てることを考えています。
もうすでに現地に出発している仲間もいます。 東北はまだ雪の季節だったことを映像から再確認しました。寒い中防寒具も乏しく被災 地に孤立している方々には「低体温症」がありえます。
「低体温症」にならないような対策、緊急措置をまとめたものを、私のHPと同時に、日本登山医学会のHPにアップしています。
http://www.sangakui.jp/medical/otherinformation/post.html http://www.jsmmed.org/ ただ、それだけでは、被災者の目に触れるとは思えません。 ほんの小さなお願いです。
みなさんで、情報を共有できますよう、少しでも多くの方に知っていただけますよう、お知り合いにお伝えいただけますよう、お力添え をお願い申し上げます。
ご質問やご不明の点は、私のHPへの質問、
学会ブログ
http://jsmmed-tozanigaku.sblo.jp
へのコメントという形で対応させていただきたいと存じます。
大城 和恵
日本登山医学会山岳医認定実行委員
UIAA/IKAR/ISMM認定国際山岳医 (UK Diploma in Mountain Medicine)
医学博士 http://www.sangakui.jp/
e-mail: sangakuinfo@sangakui.jp
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■その他
●JICA:世界の人たちからの応援メッセ ージビデオ「がんばって日本」
●JATA:義援金の募集
●週刊トラベルジャーナル:義援金の募集 (pdf)
●観光庁:宿泊施設における県域を越えた被災者の 受入
●環境省:家電、住宅エコポイント交換商品に義援金を追加
http://www.env.go.jp/press/press.php? serial=13638
http://www.env.go.jp/press/press.php? serial=13639