第9回 全国エコツーリズム学生シンポジウム

国連が提唱する「開発のための持続可能な観光の国際年」である今年、日本におけるエコツーリズムの持続可能性についてもう一度考えるという意味を込めて、今回のメインテーマを「原点回帰」としました。日本各地でエコツーリズムに取り組まれるようになった現在、その多くがボランティアガイドにより成り立っているのが現状です。日本のエコツーリズムを環境面でも経済面でも持続可能なものにしていくために必要なことは何でしょうか。ここで一度立ち止まり、日本のエコツーリズムの在り方について一緒に考えてみませんか。

開催概要
日 時:2017年11月26日(日) 10:00?18:00 (終了後交流会を予定)
会 場:東京大学本郷キャンパス 弥生講堂一条ホール
    (東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)

お申込・お問合
NPO法人日本エコツーリズム協会事務局まで E-mailまたはFAXにて、氏名、所属、学年、電話、 E-mailアドレス、交流会参加有無をご記入の上、お申込ください。

主催:第9回全国エコツーリズム学生シンポジウム実行委員会
協賛:日本航空株式会社
協力:東京大学

開催当日の様子

プログラム
09:15 開場・受付
10:00 開会・基調講演「エコツアーで稼ぐには(仮)」
    山田 拓 氏(株式会社美ら地球 CEO)
11:25 研究発表(発表10分程×4組、質疑、講評)
12:25 お昼休憩
13:40 ポスターセッション
15:00 研究発表(発表10分程×4組、質疑、講評)
16:10 ワークショップ
17:25 全体講評
18:00 閉会
18:10 交流会(希望者)

基調講演
「稼ぐエコツアー(仮)」

当たり前のようにある日本の田舎を、価値ある資源と捉え、外国人観光客を主としたサイクリングツアーを実施。地域で暮らしていくために仕事を作ってきた。持続可能な観光とは具体的にどのようなことなのか、山田氏のお話をいただき、持続可能な観光について考えます。

◎山田 拓氏
(株)美ら地球CEO
内閣官房クールジャパン・アンバサダー
岐阜県飛騨地域を拠点とし、飛騨の里山をガイドと一緒にサイクリングで巡る「飛騨里山サイクリング」を実施。

特に外国人旅行客から好評を得ている。Webサイト『SATOYAMA EXPERIENCE』を手掛け、大手旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」では、9割以上もの高い評価を誇る。