第4回 全国エコツーリズム学生シンポジウム
毎年度開催している「全国エコツーリズム学生シンポジウム」。第4回を迎える今年のテーマは「資源を守り、伝える エコツーリズムを日本の魅力に架け橋に」でした。11月10日には学生部会ガイドによる「都心の水辺でエコツアー」を開催しました。
開催概要
【日 時】 2012年11月10日(土) 10:00-18:00 (交流会18:30-20:00)
【会 場】 東京大学 本郷キャンパス 農学部1号館2階8番教室および弥生講堂アネックス
(最寄駅: 地下鉄南北線「東大前」徒歩1分、地下鉄大江戸線「本郷三丁目」徒歩15分)
【参加費】 無料(交流会参加費:学生1,000円、一般:2,000円)※交流会は先着100名様限定
【主 催】 第4回全国エコツーリズム学生シンポジウム実行委員会
【後 援】 環境省・観光庁・農林水産省・文部科学省・国際エコツーリズム協会(予定)
【協 力】 東京大学
【協 賛】 日本航空株式会社、マルサンアイ株式会社「ひとつ上の豆乳」、世界一統
(協賛内容は⇒こちらでご紹介)
開催当日の様子
プログラム
10:00- 開場・受付(農学部1号館2階8番教室)、学生によるポスターセッション(弥生講堂アネックス)
11:00- 開会
基調講演「野生動物の観光利用と保全 小笠原のホエールウォッチングを例に」
ゲスト:森 恭一氏(帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科 准教授)
11:50- 昼休憩(ポスターは引き続き弥生講堂アネックス内にて掲示しています)
13:00- 学生による研究発表
(発表1人10分程度×3名、講評15分)×3テーマ、ワークショップ
(6-8人のグループをつくり、会場参加型ワークショップを開催)
17:10- 意見共有・全体講評・学生からの提言・閉会
18:30- 交流会(弥生講堂アネックス)
研究発表者 (※敬称略。発表の順番となっています(変更の場合有))
【地域】
1.「小笠原のサステーナブルな観光立村を考える」
鈴木里佳、馬場美里
(亜細亜大学 経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科3年) -東京都-
2.「地域振興策としてのエコツーリズム推進についての考察:弟子屈町を事例として」
太田晃貴、渡部博之
(札幌国際大学 観光学部) -北海道-
3.「地域コンサルティングの可能性 ?日本型エコツーリズムを模索する?」
藤川 遼介(一橋大学大学院 商学研究科修士1年) -東京都-
出口 紗也佳(北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院修士1年) -北海道-
【観光】
4.「Happy 愛 Land ?宮崎県串間市におけるエコツアー商品開発プロジェクト?」
鎌田なおみ、天野暁充
(近畿大学 経営学部3年) -大阪府-
5.「震災復興に向けた宮城県、岩手県沿岸部における滞在型観光の促進」
吉井直史、高橋宏和、松田兆人、上倉尭之
(東北大学公共政策大学院 修士課程1年) -宮城県-
6.「職業としてのエコツアーガイドの実態 ?清里村KEEP自然学校を対象に?」
林部朋代 湯澤夏輝、村上裕光、北山慶人、原里佳、大塚圭将
(高崎経済大学 地域政策学部観光政策学科3年) -群馬県-
【環境】
7.「環境と観光が両立する観光地の創造 -富山県世界文化遺産五箇山を事例として-」
田中涼太
(富山県立大学 工学部環境工学科4年) -富山県-
8.「環境教育とエコツーリズム ―環境NPOの立ち上げとエコツアーから学ぶ―」
石井恵夢、酒井直也、倉品 岳、小林恵太
(長岡大学 経済経営学部、NPO法人新潟環境塾) -新潟県-
9.「南方熊楠とエコロジー?神社合祀反対運動を事例に?」
林里美・山本将丸・永田彩・佐藤友紀・高畦優・堀内史雄・小笠原ひかる・津守美都
(和歌山大学 観光学部観光経営学科4回生) -和歌山県-
ポスターセッション発表者
1.「一乗谷朝倉氏遺跡における計画及び空間整備の変遷」
小堀貴子
(千葉大学大学院 園芸学研究科修士2年) -千葉県-
2.「三保地区における食育ツアーの提案 ―五感を使った新しいエコツアー」
吉井萌恵、山下龍馬、松本拓己、勝又章仁、川嵜奈帆、門馬慧
(東海大学 海洋学部環境社会学科2年) -静岡県-
3.「街道歩き魅力再発見」
中田 智大、北脇 奈菜、湯本 紗矢香、沼上 茉莉絵、石川 実笛、菊池 有宇
(文教大学 国際学部3年) -神奈川県-
4.「地域の文化や歴史とつながりのある景観を生かしたツアーの意義と課題 ―鹿児島県口永良部島を事例に―」
望月祐吾
(東京大学大学院 農学生命科学研究科修士1年) -東京都-
5.「小江戸川越の妖怪伝説」
福井正之、田中かおり、関根加奈
(東京国際大学 国際関係学部国際関係学科4年) -埼玉県-
6.「笑はエコツーなり ?関西演芸推進協議会の取り組みを例に?」
堀内史雄、小笠原ひかる、津守美都、林里美、山本将丸、永田彩、佐藤友紀、高畦優
(和歌山大学 観光学部観光経営学科4年) -和歌山県-
7.「国際交流プログラムの開発を中国留学生とコラボ・実践」
佐藤奈摘・吴 敏(ゴビン)
(東京コミュニケーションアート専門学校 ドルフィントレーナー専攻2年) -東京都-
8.「慶應義塾大学SFC富士吉田市地域力向上プロジェクト」
中塚真麻、川越一磨、佐藤華純
(慶應義塾大学 環境情報学部) -神奈川県-
9.「森林の癒し効果の解明」
矢野龍一郎・赤尾将司・久保田啓・工藤伸也・黛鮎葉・井出孔明・高橋一秋
(長野大学 環境ツーリズム学部2年) -長野県-
10.「エコツアーを活用した持続可能な地域づくり?南三陸・ 山の神平地区/やすらぎの森を対象に」
小宮直登・中野航平
(中央大学 経済学部公共環境経済学科3年) -東京都-
11.「富山における観光ガイドの実態と今後の方向性」
朝倉理恵、宇津美咲、大久保彩華、櫻井美月、田中美智、森本朱音
(富山国際大学 現代社会学部現代社会学科) -富山県-
12.「茅ケ崎学―宝探しから宝興しへ」
浅田優希、川島彩花、木橋佳奈、齋藤渉、篠田涼、圓谷美来、福島智哉、細岡祐太、渡辺光
(文教大学 国際学部3年) -神奈川県+-
13.「佐渡島の原生的自然の保全・活用の両立を目指したエコツーリズムの実施」
長島崇史
(新潟大学大学院 自然科学研究科1年) -新潟県-
14.「貴志川ならではを追究した持続可能な観光地の提案」
清水弥生・妹尾有理・高野真衣
(和歌山大学 観光学部観光経営学科3回生) -和歌山県-
15.「環境保全から考察するエコアクティブツーリズムの課題?エコツーリストの成熟度の分析、モチベーション理論を 用いて」吉田寛哉(和歌山大学大学院 経済学研究科2年) -和歌山県-
16.「屋台村による地産地消と地域観光活性化の現状?群馬県高崎市の場合?」
箕輪真美、星野まい、山本和、鈴木亜理彩、橋本真理奈、寺門なつき
(高崎経済大学 地域政策学部観光政策学科3年) -群馬県-
17.「高野山におけるエコツーリズム」
佐藤友紀・高畦優、林里美・永田彩・山本将丸・堀内史雄・小笠原ひかる・津守美都
(和歌山大学 観光学部観光経営学科4回生) -和歌山県-
【お申込方法】
お名前、ご所属(学生の方は大学・学部名、学年をお知らせ下さい)、電話番号、メールアドレス、交流会参加の有無をご記載の上、日本エコツーリズム協会までご連絡下さい。
学生・一般の方、どなたでもご参加いただけます。
(交流会にご参加の方は、ご自分用のカップ、お皿、お箸等のご持参にご協力ください)
【日本エコツーリズム協会】
tel: 03-5437-3080、 fax: 03-5437-3081、 e-mail: ecojapan@alles.or.jp
学生部会メンバーから
私達「学生シンポジウム実行委員会」は、エコツアーへの参加を通して、地域の魅力を伝えるためには、資源を守っていくことがどれほど大切なのかを改めて実感しました。守ってきたからこそ伝えることができる。「守る」には、そんな原点をもう一度しっかり見つめなおしエコツーリズムを日本の魅力の架け橋にしたいという思いを込めました。
⇒学生部会メンバーは随時募集中です。活動メンバーは関東を中心に日本各地にいます。
活動内容は学生部会のブログでも読むことができます。