第11回 全国エコツーリズム学生シンポジウム
持続可能な観光の代表例であるエコツーリズムは、地域の持続可能な発展に 貢献できる産業として、日本はもちろん、世界中で取り入れられています。 自然をはじめ、最近では歴史文化や暮らしなどに着目し、地域の特色を活かしたエコツーリズムが増えてきました。 一方で、観光公害も起こしうる発展途中なものであり、スタイルもさまざま。 正解を一つに定められない大きな可能性を秘めたものです。 私たちの現在・未来に、そして、みんなの日本に世界に、 エコツーリズムで地球の未来をつくるために、「エコツーリズムの可能性」をどのように広げていこうか、一緒に考えてみませんか。
【基調講演】ブラッド・トウル氏(田辺市熊野ツーリズムビューロー(国際観光推進員)
和歌山県での英語指導助手、北海道でのスキーインストラクター、ロッキー山脈の登山ガイド、愛地球博カナダ館でのホスティングスタッフなど、さまざまな経験を経て、2006年から和歌山県の田辺市熊野ツーリズムビューロー(国際観光推進員)で、ネィティブとしての語学力や感性を活かして働いている。日本で働くことを選んだ理由や今の仕事への思い、地域の資源を活かした着地型観光の魅力や可能性についてお話いただきます。
開催概要
日時:2019年 12月8日(日)
会場:立教大学 池袋キャンパス7号館
参加費:学生無料・一般1000円
主催:第11回全国エコツーリズム学生シンポジウム実行委員会
協賛:日本航空株式会社
開催当日の様子
プログラム
09:30 開場・受付
10:00 開会・基調講演
学生研究発表 第一部
13:15 ポスターセッション
学生研究発表 第二部
ワークショップ
17:00 閉会予定
研究発表一覧
山岳と生活文化をつなぐエコツーリズム・サテライトの可能性
―愛媛県内子町小田地区の旧二宮邸の実践―
発表者 愛媛大学 田中さくら・渡邉洋心
世界遺産富山県五箇山における伝統農法「なぎ畑」と伝統野菜「五箇山カブラ」
をエコツーリズムを通して持続可能な地域資源に
発表者 相模女子大学 安達 里奈・丸山 菜乃花
国立公園における自然保護と観光促進の持続可能性についての提言
-尾瀬国立公園と日光国立公園の比較研究を通じて-
発表者 高崎経済大学 軍地航平・ 水野凱輝
活きる宮古、活かす宮古
発表者 文教大学 佐藤礼萌・立教大学 村上雅乃
プライベート・アイランドとしてのブランディング構想
発表者 金城学院大学 岡野萌・齋藤由希
古民家再生活動とエコツーリズム
発表者 駿河台大学 加藤ひなた・横尾沙弥花
交流人口に対する住民の意識/瀬戸内国際芸術祭での現地調査
発表者 阪南大学 門前周・大浜賢太郎
エコツーリズムの可能性 ~歩くことを活用した地域振興~
発表者 東海大学 山川朋也・堀静夏