日本エコツーリズム協会設立20年・一般社団法人日本エコツーリズム協会設立記念フォーラム 開催報告

1日目は245名、2日目は157名の方にご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。
皆様ありがとうございました。
以下に当日の発表資料等を掲載しておりますので、ご覧ください。
(発表資料のコピー、無断転載を禁じます。)

Japan Ecotourism Society 20th Anniversary Forum

日本型エコツーリズムがつくる未来
~豊かな地域と環境づくりをパートナーシップで実現~

地方創生やSDGs ( 持続可能な開発目標 ) の達成が叫ばれる今、エコツーリズムはその具体策として求められています。次の20年に向けた新しいスタートを切ります。

開催趣旨

日本エコツーリズム協会は設立20年を機に、持続可能な観光の仕組みを国内に広め、日本人の環境意識の底上げを図るために一般社団法人を設立しました。
旅することで地域の振興や環境の保全を図り、地域の明るい未来をつくろうとするエコツーリズムは、地方創生や持続可能な社会づくりが叫ばれる今、有効な手段として益々その役割が求められています。
この度のフォーラム開催で、私たちは20年にわたる活動の成果のもと、新たなパートナーと共にエコツーリズム推進の求心力を養い、日本の隅々にまで広がるような遠心力へと育て加速させることを目ざします。

開催概要

日時

1日目: 2019年12月2日 ( 月 ) 13時30分~18時 ( 受付開始13時~)
懇親会 18時~

2日目: 2019年12月3日 ( 火 ) 10時~12時 ( 受付開始9時30分~)

会場

東京国際フォーラム ホールB5 ( 2日目は東京国際フォーラム内 会議室 G409 )
( JR有楽町駅より徒歩1分、東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 )

主催

NPO法人日本エコツーリズム協会、一般社団法人日本エコツーリズム協会

参加費

フォーラム :一般2,000円、会員1,000円 ( 2日間通し )
レセプション:一般5,000円、会員2,000円
※当日受付にて現金でお支払いください。

関係者によるご招待は参加費無料です

協賛

株式会社ジェーシービー、株式会社JTB、全日本空輸株式会社、日本航空株式会社、株式会社博報堂

開催内容・ プログラム

フォーラム1日目では新たなパートナーシップのもと、必要な枠組み ( 仕組み ) とは何か?、それぞれが担う役割とは何か?など、新たな挑戦を示し、次の20年に向けた出発点とします。2日目では、エコツーリズム推進の現場から課題を抽出し、課題解決に向けた提案を行います。

総合司会:
開 梨香 氏( 株式会社カルティベイト代表取締役社長 日本エコツーリズム協会 理事 )

1日目:12月2日 ( 月 )

開会:13:30~

・主催者挨拶
  愛知 和男(日本エコツーリズム協会名誉会長、元国務大臣(環境庁長官・防衛庁長官)、元衆議院議員)
・来賓挨拶
  小泉 進次郎 環境大臣
  田端 浩 観光庁長官

セッション1:13:45~ 基調講演

エコツーリズムがつくる地域の未来

石森 秀三 氏 ( 北海道博物館 館長、日本エコツーリズム協会 理事 ) (発表資料

セッション2:14:50~ エコツーリズムによる未来への挑戦

会長メッセージ:日本型エコツーリズムのミッション

田川 博己 氏 ( 日本エコツーリズム協会 会長、一般社団法人日本旅行業協会 会長 ) (発表資料

協会20年の歩みと日本型エコツーリズムの創造

海津 ゆりえ 氏 ( 文教大学国際学部 教授、日本エコツーリズム協会 理事 ) (発表資料
ゲスト
・石垣 金星 氏(西表をほりおこす会会長)
・松本 毅 氏(屋久島野外活動総合センター代表、日本エコツーリズム協会理事)
・一木 重夫 氏(地域資源研究所代表)

パネルディスカッション
エコツーリズムによる未来への挑戦

ファシリテーター:
小林 寛子 氏 ( 東海大学経営学部 教授、日本エコツーリズム協会 理事 )
コメンテーター:
高梨 洋一郎 氏 ( 日本エコツーリズム協会 副会長 )
真板 昭夫 氏 ( 株式会社未来政策研究所 顧問、日本エコツーリズム協会 理事 )
二宮 秀生 氏 ( 日本航空株式会社 常務執行役員 )
立谷 光太郎 氏 ( 株式会社博報堂 顧問 執行役員、日本エコツーリズム協会 理事 )

討議のフレーム

①エコツーリズムを活用した持続可能な地域づくり~DMOとエコツーリズムによる相互補完~

パネリスト:
瀧 康洋 氏 ( 下呂市エコツーリズム推進協議会 会長、水明館 代表取締役社長 ) (発表資料

②インバウンド時代におけるエコツーリズムの挑戦〜旅行業界や地域はどうあるべきか?~

パネリスト:
府川 尚弘 氏 ( 静岡ツーリズムビューローディレクター )

③日本型エコツーリズムの世界への発信~双方向のツーリズムを目指して~

パネリスト:
新谷 雅徳 氏 ( 一般社団法人エコロジック 代表、日本エコツーリズム協会 理事 ) (発表資料

次世代からの提言

日本エコツーリズム協会学生部会OB・OGより
 若月 愛美 氏(石坂産業株式会社)
 澤田 宜夫 氏(当時 沖縄UDS株式会社マネージャー、現 株式会社カルティベイト部長)

懇親会:18:00~

乾杯挨拶
盛山 正仁 氏(衆議院議員)

2日目:12月3日 ( 火 )

セッション3: 10:00~ 現場から問われるエコツーリズム発展の方向性

パネルディスカッション
エコツーリズムの現場から

ファシリテーター:
江崎 貴久 氏 ( 海島遊民くらぶ代表、伊勢志摩国立公園エコツーリズム協議会会長、日本エコツーリズム協会理事 )
コメンテーター:
松田 光輝 氏 ( 株式会社知床ネイチャーオフィス代表、日本エコツーリズム協会理事 )

討議のフレーム

国の施策の紹介

中島 尚子 氏(環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室室長)(発表資料
河田 敦弥 氏(観光庁観光地域振興部観光資源課課長)(発表資料

①集客の課題~ガイドで生計を立てるためには?~

パネリスト:
柳瀬 正大 氏 ( アソビュー株式会社地域戦略室 ) (発表資料
高橋 理志 氏 ( 株式会社Voyagin代表取締役CEO )

②推進体制の課題 ~ヒトモノカネを確保するためには?~

パネリスト:
佐藤 和貴 氏 ( 岩手県二戸市総合政策部公民連携推進課 ) (発表資料
山田 桂一郎 氏 ( JTIC.SWISS 代表、日本エコツーリズム協会 理事 )

③持続可能な保全と利用の課題 ~利用者の意識を変え、行動に結びつけていくためには?~

パネリスト:
寺崎 竜雄 氏 ( 公益財団法人日本交通公社 理事/観光地域研究部長 )

大会宣言・閉会:12:00

大会宣言書