全国エコツーリズム大会in下呂市

歴史的な名泉観光地の未来・Withコロナ禍を生き抜く

全国エコツーリズム大会 in下呂市

宝を活かすエコツーリズムと、市場に基づくDMOの融合
2020年11月15日(日)16日(月)

歴史的な名泉観光地の未来
Withコロナ禍を生き抜く

全国エコツーリズム大会 in下呂市

宝を活かすエコツーリズムと、
市場に基づくDMOの融合
2020年11月15日(日)16日(月)

開催報告

背景と目的
 岐阜県下呂市にて11月15、16日の二日間にわたり「全国エコツーリズム大会in下呂市」が開催されました。
 下呂市ではDMOによるエコツーリズムの推進が取り組まれ、DMOはマーケティング、エコツーリズムは市民参加の宝の活用と保全という、それぞれの強みを活かし融合した取組を行ってきました。その集大成の一つが、下呂市エコツーリズム推進協議会立ち上げによる「エコツーリズム推進全体構想」の作成です。全体構想の認定を国から受けたことにより、ガイドによる送迎の規制が緩和され、宿泊拠点である下呂温泉を中心とした5地区のエコツアーに参加しやすい体制が整えられました。
 今大会は、これまでの取組を地域内外に発進し、多くの市民や観光関係者、エコツーリズム実践者と共有し、更なる発展への力にしていくことを目的に開催されました。
 大会の構成は初日に基調講演、トークセッションそして下呂の宝の発表、2日目にエコツアーと地歌舞伎鑑賞および振り返りという流れで、地域内外の人に興味を持ってもらえるように工夫しました。コロナ禍での開催となりましたが、初日は280名、2日目は80名の方にご参加いただきました。

大会初日
 初日の基調講演では「ディープな日本の森と山を楽しむ~癒しと健康、安心・安全を科学する~」と題して医師であり、登山家そして森林セラピーソサエティ理事である今井通子氏にお話いただきました。山を含めた自然そのものが、日光浴や森林浴などを通して私たちが生きていくために必要な健康を与えてくれることを、医学的な見地から紹介いただきました。
 トークセッションでは、「E-DMOによる名泉観光地の未来~美・食・歴史などの視点から~」と題し、下呂市エコツーリズム推進協議会の瀧康洋会長から下呂市の取組を冒頭で紹介し、温泉ビューティ研究家でトラベルジャーナリストの石井宏子氏、東洋大学国際観光学部の内田彩准教授のお二人をゲストに迎え、文教大学国際学部の海津ゆりえ教授の進行で進められました。
 内田氏からは滞在をより充実したものにするためには宿泊施設を中心に据えながら、温泉街、さらに広域周辺エリアとの内と外をつなぐ魅力づくりが必要であり、具体的には、健康になるための旅づくりや、ワーケーションなどの暮らすように過ごす異日常生活の創出、宿泊型エコツーリズムの発展などの仕掛けが提案され、それを支える組織の必要性が挙げられました。
 石井氏からはエコツーリズムだけでなく、下呂市の温泉を旅しながら5地区を巡ると、それが美肌や健康につながるという意味付けを各地域の体験に付加してはどうか、またイベント的に2泊3日で8温泉を巡れるバスが出るという湯めぐりウイークなどの企画を作ってみてはどうかなど提案いただきました。
 そして下呂の宝発表は、ステージ上と会場内ロビースペースの両方で行われ、5地区と益田清風高校の生徒さんから下呂市の魅力について発表が行われ、一つの市の中にも非常に多様で奥深い文化、歴史、自然があり、それが連綿と守り伝えられていることの上にエコツーリズムが成り立っていることを共有しました。

2日目エコツアーと地歌舞伎鑑賞
 2日目は午前中に5地区のエコツアーが行われ、午後には鳳凰座に集まり地歌舞伎の鑑賞とエコツアーの振り返りが行われました。振り返りでは他の地域でエコツアーを実践している専門家から感想や改善点等のコメントをいただきました。外部からの視線で、各地域の魅力が掘り下げられ、更なる発展への期待が込められました。

開催概要

2020年11月15日(日)・1日日

シンポジウム

13:00~18:00
下呂交流会館
(JR下呂駅から徒歩3分の直通バス発着場より、会場までの無料直通バスあり)
※直通バス発着場の場所はページ下部の地図をご参照ください。

交流会

19:30~
水明館
お車でお越しの方は直通バス発着場(旧下呂温泉病院跡地)に駐車してください。

2020年11月16日(月)・2日日

エコツアー

午前中~
市内5地区で開催(5コース)
※集合場所は全コース直通バス発着場(下呂駅より徒歩3分)
※お車の方は集合場所のバス発着場に駐車していただけます。

地歌舞伎鑑賞と振り返り

14:00~
竹原の鳳凰座
新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来場者を85名までと致します(エコツアー申込の方のみ)。

主催者等

主催下呂市エコツーリズム推進協議会
共催一般社団法人下呂温泉観光協会、下呂市、一般社団法人日本エコツーリズム協会
後援環境省、国土交通省、農林水産省、岐阜県

大会スケジュール

2020年11月15日(日)・1日目

シンポジウム、交流会

13:00
オープニング
下呂特別支援学校 湯ヶ峰太鼓
主催者・来賓挨拶
下呂市長
共催者挨拶
田川博己(日本エコツーリズム協会会長)
【テーマ】新型コロナを踏まえた国際観光戦略とは
13:55

基調講演

テーマ

ディープな日本の森と山を楽しむ ~癒しと健康、安心・安全を科学する~

登壇者

今井通子 氏
(医学博士、登山家、森林セラピーソサエティ理事)
医師という仕事の傍ら世界中の高峰を制覇。
1967年から71年にかけて女性初のアルプス三大北壁
(マッターホルン、アイガー、グランド・ジョラス)登攀に成功し、世界中の注目を集めた。
医師引退後も森林保全活動や科学、健康、教育などの分野で幅広く活躍する

休憩
14:45

下呂の宝発表

下呂地区

  • 温泉集中管理システム
    温泉の保護と質を確保する仕組を紹介

金山地区

  • 黄金姫伝説
    飛騨金山夏まつりのヒロイン、黄金姫が山車に乗って登場

萩原地区

  • 闘鶏楽(下呂市無形文化財)
    古くから伝わる飛騨独自の神事

小坂地区

  • 小坂の滝めぐり
    200ヶ所以上の個性豊かな滝をガイドが紹介

馬瀬地区

  • 日本一の鮎、里山景観
    「日本で最も美しい村」に選ばれている農村の魅力を紹介

益田清風高校

  • ふるさとを学び、生きていく
    ふるさとの歴史・伝統文化を後世に伝えていくには、何が必要かを考える

※ロビースペースにて、各地区のブースごとにパネルや実物、動画の展示を行います

休憩
16:25

トークセッション

テーマ

E-DMOによる名泉観光地の未来 ~美・食・歴史などの視点から~

登壇者

ゲスト 石井 宏子 氏

ゲスト 内田 彩 氏

モデレーター 海津 ゆりえ 氏 

瀧 康洋(下呂市エコツーリズム推進協議会会長)

【プロフィール】

石井 宏子 氏
温泉ビューティ®研究家・旅行作家
温泉や食、周辺の自然環境を通じて、
旅で美しくなるビューティツーリズムを研究。
ドイツで自然療法を学び「気候療法士」を修了。
年間2 0 0日ほど国内外の温泉を旅して、取材・執筆、講演などを行っている。

内田 彩 氏
東洋大学国際観光学部准教授
研究テーマは温泉地の形成と発展、温泉地における滞在型観光。温泉地の成り立ち、
文化的な背景を歴史的な視点で読み説くとともに、
温泉地の特徴を生かした滞在のありかたについて研究している。

海津 ゆりえ 氏
文教大学国際学部教授・
日本エコツーリズム協会理事
エコツーリズムを通じた環境保全と地域振興に関する研究、
ならびに持続可能な観光のあり方に関する研究を行なっている。

瀧 康洋
下呂市エコツーリズム推進協議会会長
17:55

大会宣言

18:00

閉会

19:30

交流会(水明館

21:00

終了(水明館から、ご宿泊先までのご移動は各自でお願い致します)

2020年11月16日(月)・2日

エコツアー、地歌舞伎鑑賞とふりかえり

午前中

5地区でエコツアーを開催

集合場所は全コース直通バス発着場(下呂駅より徒歩3分)
集合時間はコースによって異なりますので、各エコツアーのスケジュールをご確認ください。

※昼食の無いツアーについては、自由行動の時間に各自でお願いします。[ 周辺に飲食店あり ]
※地歌舞伎鑑賞のみをお申込の方は、直通バス発着場(旧下呂温泉病院跡地)をご利用ください。
直接お車でご来場の方は、舞台峠観光センターの駐車場をご利用ください。

A 下呂地区コース

竹原ふるさと散策心やすらぐ癒しの里


B 金山地区コース

天然記念物ボルダリングガイドツアー


C 萩原地区コース

「飛騨街道萩原宿」
歴史探訪と酒蔵見学と食べ歩き!


D 馬瀬地区コース

農村の暮らしを感じる
馬瀬里山ガイドウォーキング


E 小坂地区コース

まるごと飛騨小坂・E-Bikeツアー

14:00

地歌舞伎鑑賞とツアーふりかえり
(会場:竹原鳳凰座。会場までの移動は各コースのバスで移動します)
竹原地歌舞伎の一幕の上演と、各エコツアーのふりかえりを予定。

新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来場者を85名までと致します(エコツアー申込の方のみ)。

16:00

終了

16:20

バス移動

16:50

直通バス発着場(下呂駅より徒歩3分) 到着